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ヒラードのミドルシュート342 農民連全国交流会①

のう みん れーん

てなことで、

先日、

ヒラードが所属している農業団体の農民連の青年部の

全国交流会が宮城で行われました。

毎年一回全国各地でいろんなテーマを設けて開催されるのですが、

宮城のテーマが

小規模・大規模・どちらが希望?」

という

テーマにしました

その理由は

震災復興の名の下、宮城県各地に大型溶液栽培の農業施設がたくさんできました。

政府は各農家を大型化することで日本の農業を守ろうとしています。

一方、最近では、若い人でも農業というものの魅力に気づき、

脱サラをして、小規模でもいいから農業をして、生きていきたいというような

小規模家族農業思考の新規就農者の方も全国的にはぽつぽつ出てきているような

気がします。

この現状をふまえ、

宮城で復興のシンボルとなっている、溶液栽培で大きいなハイテク施設農業をしている

みちさきさんの事例と

地域に根付きながら、市場外流通ですべて直接のお客さんにりんごを販売している

結城果樹園の真逆な事例をみんなにみてもらうことで

明日の農業を考えてもらうきっかけになればなとおもい開催させてもらいました。

まずはじめの視察先

みちさきさんでしたが。

その大型ハウスや、ハイテク技術に圧倒されました。

すべてコンピューターで管理できるようになっているんだそうです

土を全く使わないで 種をまいてから、収穫まで約2から3週ぐらいで

出荷します。

この施設だからできるスピードですね。

畑でつくったばあいだと

種をまいてから、時期にもよりますが、

あったかくても最低1カ月はみないとだめですもんねー。

売り先としましては、

サイゼリヤ向けに出荷しているようです。

大手チェーン店としては、毎日の安定供給が鍵になってくるんだなと

最初からある程度の日量は計算できるので、チェーン店側としても

計算がつきやすく、市場流通と違って、単価を最初にある程度きめて

出荷できるというのは大きなメリットですね。

ここで、生産者側が大手からの原価さげてください要求をのまずに

しっかりと自分の原価、利益を考えて、対等な立場で交渉できるか否かで

生き残っていけるかどうかが決まってきますね。

これは、ヒラードの個人的な意見ですが。

今までは、こういう、大きな施設で溶液栽培で食べものを

作るのって、売上云々除いてね。 作っている実感みたいなのが

なくて、作っている人は別にそんなにやりがいとか感じて作物を作ってないんじゃないか?

とおもっていました。

ヒラードが考える農業の最大の魅力って

土・水・太陽

この三つがあれば基本的に何もしなくても食べ物ができてしまう!

自然の力!!サンキューってとこだと思うんですよ。

それをコンピューター・電気の力でなんとかしようなんて

浅はかだとおもっていました。

ただ、

実際にみちさきさんの社員さんの

話を聞いてると、

こういう施設栽培には施設栽培の難しさや、葛藤、や喜びもあるんだなーと。

なんか、作り方は違えど、

同じ食糧をつくっているもの同士

頑張っていかなきゃなーとおもいましたねー。

ついね、農家ってこう比べちゃいがちというか、

自分のやり方と違うと、

あそこのやりかたってなんか違う気がするーと

批判してしまいがち なので、

そこはお互い理解しある部分も多々あるというあか

そこで喧嘩しても仕方ないなと

重要なのは 農業の在り方の多様性が確保されるかどうか

で今後 日本の農業がこのまま衰退していくのか、再興できるか

がきまってくるなーとおもいました。



てなことで、

まだまだ農民連交流会レポートは続きまーす!!


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by hira-do1981 | 2016-08-06 21:07 | ヒラードのミドルシュート

サッカーと蔵王をこよなく愛するヒラードが蔵王の隠れた魅力を紹介します。


by hira-do1981
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