ヒラードのミドルシュート303 関西出張③
2015年 09月 14日
てなことで、関西出張ネタパート3です!
この日は交流会本番!
午前中は夜の交流会の準備、おにぎりをにぎっています、
インターン生のラウラとシルビアもにぎってくれます
てか、はじめて握るのに、三角形にきれいに握ります。
すごい!
午後から
京都、奈良地域で、活躍する4人のパネリストの話しを聞き、
世代継承の農家ではなく、新規就農した人の事例だったり、
地域に移住者を増やす事例、ヒントを学ぶという趣旨でおこなわれました。
今回のブログでは4人のパネリストのうちまず2人を紹介します。
奈良県農民連事務局長水井さん
全国の農民連事務局長の中でも、ダントツに若い30代の事務局長です、
農民連という組織は一応全国津々浦々各県にあるんですね、
そこで、その地域の農家の
決算申告、補助金などの申請、農作物の販売などをして、
農家の様々な手助けをする全国組織です。
だいたいどの地域のも各県の事務局長ってのは団塊の世代以上の人が
奮闘してるのですが、奈良県は水井さんにバトンタッチして、
若者の新規就農者を増やす事に成功しています。
奈良県の明日香村では、30人に3人だった新規就農者が
今では10年で10人の新規就農者ができるようになりました。
水井さんが普段どんな事を意識して普段動いているかというと、
世の中には農業をやって見たいなという人がいるのだけど、
門前払いされてしまう場合が多々ある、
せっかくやりたいと行ってる人をどうサポートするかが重要、
新規就農センターを立ち上げ、しっかりとした窓口を立ち上げ、
農民連のベテランの会員さんと繋ぎ、研修させると共に補助金の申請のお手伝いや
新規就農できる体制をつくってきた。
新規就農させるだけでは事業として続いていかないので、
農民連として、販売先まで確保していく努力を、しているが
もっと、もっと見つけていかないと
新規就農者は増やしていけないとおもっている、
新規就農してくれ、新規就農した農家さん一緒にプロジェクト考えていきたい
奈良県農民連青年部部長 原澤さん
奈良県農民連に相談して、力を借りて、新規就農した。
原澤さんの話をでは、新規就農できたのは奈良県農民連の力が非常に大きかった
10人の新規就農者のうち、一人はやめてしまった。
作るだけでなく売り先の確保は本当に重要。
原澤さんが組織する奈良県農民連青年部で、
オーガニックマルシェをやったり、地元の学校の給食用に玉ねぎを出荷するようになってきている、
ある程度志の近い農家さん仲間が近くにいるといろんな仕掛けが組織としてできて、
おもしろそーだなーとおもいましたね
えっと今んとこ宮城農民連青年部は
農家より、非農家の会員さんが多いぐらいだし、
宮城県という大きな単位にならないと組織できないから、
もっと、蔵王、ないし
仙南にできていかないと、いけないのかなー??なんて感じました。
ただでさえ、農家は減ってきていますからねー
ただ、このまま、10年、20年経った時に農家は今の1割になってしまいますからね。
今のうちからすこでもやっておかないと、日本の農業全体にとってえらいこと
になっちゃうのではないかと危惧しています。
てなことで、もう2人のパネリストの話は次回かきまーーす!